『マッサン』語り・松岡洋子さんの影響？　声優さんの朗読コンテンツの人気拡大！！

こんにちは。タカナシです。

今週スタートしたNHK連続テレビ小説『マッサン』が話題ですね。

ネットニュースやまとめ記事で色々な話題が飛び交っていますが、その中でも密かに注目を集めているのが、“語り”を担当されることになった声優の松岡洋子さんです。
※語りとはナレーションのことです。

これまでに、“語り”を声優さんが担当することがなかったわけではないのですが、松岡さんの語りについて、「聴きやすい」「心地よい」などとTwitterなどに感想を書き込む人が続出しました。

声優の松岡洋子さんはどんな人？

松岡洋子さんは、1970年代から活躍するベテランの声優さんです。

現在は、声優事務所の81プロデュースに所属して、「たまゆら～もあぐれっしぶ～」の夕子役、「団地ともお」の小松役、「ドキドキ！プリキュア」のメラン役など、アニメを舞台にご活躍されています。

声優のお仕事というと、映画やアニメなど、映像に声を当てているイメージが強いかもしれませんが、声だけの仕事ももちろんたくさんされています。

たとえばオーディオドラマもその一つです。

NHKラジオに「青春アドベンチャー」という歴史ある番組があるのですが、ご存知でしょうか。（松岡さんもご出演されていました！）

この番組は、声優さんの声と、音効さん（効果音を作る人）がつくる効果音という、音だけで表現された世界がひとつの物語として全国に放送されます。

音だけの世界でも、音声ドラマとして練り上げられた脚本、声優さんの演技による声、音効さんが作る効果音、それらが相まって表現された世界を聴いていると、映像が頭に浮かんできます。

頭に浮かぶ映像はもちろん人によって微妙に変わってくるものですが、見ている映像は自分だけの固有のものと思うと、世界に一つだけの物語を楽しんでいるようでワクワクしてくると思いませんか？

私たちが運営するFeBe（フィービー）ではいろいろな声優さんが声を吹き込んだオーディオブックを配信しているので、まず聴いてみて頂きたいオーディオドラマをご紹介いたします。

自分だけの世界を想像しよう！おすすめのオーディオドラマ

１．「思い出のマーニー」　ジョーン・G・ロビンソン（著）

ジブリ映画でも話題になった、岩波少年文庫原作のオーディオドラマです。

イングランドの田舎町を舞台に少女の成長を描いた物語なのですが、海に浮かべた小舟での少女たちの会話や草原を吹き抜ける風の音などが、すべて、「音」だけで表現されているんです！

サンプルの後半を聴くとわかっていただけると思うのですが、さまざまな登場人物が出てきて、ドラマのように会話が進みます。

小さい女の子の声や、お母さんの声、落ち着いたナレーションの声・・・いろいろな声がありますが、なんとこれ、すべて「笠原あきら」さんという、一人の声優さんが演じています。

いやぁ、改めて、声優さんってすごい・・・！

体験版（サンプル）を、ぜひ聴いてみてください。

え！同じ人の声なの？なんて驚いてしまうかも！