実は「経済」のことがよくわかってない社会人必見! 「聴くだけ」で経済学を理解できる勉強法

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こんにちは、カネダです。社会人3年目です。

さいきん、新聞の経済欄をがんばって読むようになりました。これって、意識高い系社会人の仲間入り?? ( ‘Θ’)ノ


しかし、新聞を読んでいて時々つっかえるのが、「よくわからない経済用語」です。

円高ってどういう状態だっけ? 国債って何? 株価ってどうやって決まるの・・?

あなたはスラスラ答えられますか??


じつは私もまだまだ勉強中なのですが、、、本を何度読んでも、どうしても頭に入ってこない箇所もあって、自分のアタマの悪さを呪いたくなります。。。



オーディオブックをつかった勉強法


私とおなじように、「実は経済がよくわかってないけど、手っとり早く理解して、経済用語を使いこなせるようになりたい!」というズボラな方へ。

今日は、便利な勉強アイテム「オーディオブック」をご紹介します。


オーディオブックとは、「耳で聴く本」。
ナレーターの方が書籍を読みあげた音声を、ダウンロードして聴くことができます。

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世の中には、「で読んだほうが頭にのこる」人と、「音声で聴いたほうが頭にのこる」人がいるそうですが・・・「音声」派のあなたには、オーディオブックがオススメです。
私もどちらかというと、音声派。


ちなみに私は、経済書を「書籍」でいちど読んでから、あとで通勤中にオーディオブックで聴きかえしています。
学生のころよりも記憶力がドンドン減って泣きたくなりますが(笑)、たしかに耳で聴いた経済用語はなかなか忘れられません。



1 初心者むけ (入門編)


ここから本題です。
経済の勉強につかえるオーディオブックにはどのようなものがあるのか、初心者むけ、中級者むけ、上級者むけの3つにわけてご紹介します(分け方は独断と偏見です!)。


まずは「初心者」むけから、どんどんリストアップしてみましょう。


入門にあたっては、まず何よりも、経済用語を正しく理解することが重要ですよね。
というわけで最初は、みなさんおなじみの池上彰氏の作品から。


■ まずは池上彰さん!


あの池上さんが、「銀行の役割」から「どうして日本は今不景気なのか」まで、経済の知識をわかりやすく説明します。

公的資金の導入」や「日経平均株価」という単語の意味、みなさんはご存じですか?

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池上彰 『経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ 増補改訂版



■ いちばんやさしい教科書


続いては、経済ジャーナリストの木暮太一氏の作品を。

「なぜ円高で、日本の景気が悪くなるのか?」
「景気が回復しても、給料は上がらないの?」
・・・といった、いまさら人に聴けないような、経済の基本の基本を学べます。

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木暮太一 『今までで一番やさしい経済の教科書



■ 通勤中に、経済を勉強


初心者編のラストは、通勤中に勉強できる「通勤大学」シリーズから、「経済」編をどうぞ。
あのアダム・スミスから現在のグローバル経済まで、通勤時間などのスキマ時間をいかして、要領よく勉強できます。

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通勤大学MBA<9>経済学



お好みに応じて、リンク先の「視聴ボタン」で聴きくらべてみるのがいいと思います。



2 中級者むけ


続いて、「基本はわかってるよ」という中級者の方にむけて、3作品をご紹介しましょう。


■ 経済ニュースの「ウソ」とは!?


まずは、元財務官僚で、テレビなどのメディアでもおなじみ、高橋洋一氏の作品から。
高橋氏はこう言います、

 ・復興のためには増税しかない
 ・負債1000兆円、財政は破綻寸前
 ・日本国債がデフォルトになり暴落

・・・実は、これらは全部ウソであると。
いったいなぜ??

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高橋洋一 『日本経済の真相



■ 経済の知識でビジネススキルをアップ


お次は、経済学者の飯田泰之氏が、35歳前後の中堅ビジネスパーソンにむけて、「実際にビジネスの現場で役立つ知識」をお伝えする番組を。

「景気と賃金の仕組みは?」から、
「新商品開発のヒント」まで、
ビジネススキルを磨くための講義ですね。
(週に2回/1回15分配信)


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NHK『ラジオビジネス塾~35歳からのスキルアップ~



■ キャバクラで経済を学ぶ!?


中級編のラストは、ちょっと毛色の変わったこちらの作品を・・・( ̄ー ̄)

「人はなぜキャバクラに通うのか?」
「なぜキャバクラは儲かるのか?」
といった、お父さんに身近な(?)テーマを、金融ジャーナリストの山本信幸氏が解き明かします。

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山本信幸 『新装開店「キャバクラ」の経済学



経済は学校で一通り学んだよ、という方は、ぜひ中級編にとりくんで、知識を実践的につかってみてはいかがでしょう。


3 上級者むけ


ラストは、上級者むけの3作品をご紹介。
中級レベルの知識をお持ちの方は、もういっそのこと「経済」を頂点まで極めちゃってください!


■ 「歴史」から経済を勉強!


まずは今年のベストセラーから。

駿台予備校の人気講師の茂木誠氏が、経済ニュースを理解するために必要な知識を、「歴史」の視点から分かりやすく解説します。

・TPP問題は、180年前のイギリスでも起こっていた!
・世界初のバブルは、チューリップの球根から始まった?

などなど、ストーリー形式で、歴史と経済をまとめて学べます。

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茂木誠 『経済は世界史から学べ!



■ ノーベル経済学賞も受賞した、新しい学問とは?


2つ目は、「行動経済学」の分野から、経済学者の友野典男氏の作品をご紹介。

これまでの経済学では、ウルトラ合理的な「経済人」があれこれ行動することを前提にしていました。しかし、みなさんのまわりにそんなカンペキな人っていますか?(笑)

そこで出てきたのが「行動経済学」。心理学の研究成果もふまえて、人が、感情や直感をふまえてどんなふうに行動するかを明らかにしました。

ちなみに2002年のノーベル経済学賞は、アメリカの行動経済学者、ダニエル・カーネマン氏が受賞! というわけで、ここ10年ほど注目されてる要チェックの分野ですね。


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友野典男 『行動経済学



■ そもそも「貨幣」とはいったい何なのか?


上級者むけのラストは、東京大学名誉教授の岩井克人氏が登場。
「貨幣とは何か?」という、経済の超そもそも論を掘り下げた作品をご紹介します。

マルクスの『資本論』を徹底的に分析しながら、労働価値説に依拠するマルクスの価値形態論を、批判的に検討されています。経済を、理論的に突きつめたい方はチャレンジするべし!

よくよく考えると、まるで東京大学名誉教授がおくる特別講義のような作品。オーディオブック版には、なんと岩井氏のインタビュー音源も収録されています。

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岩井克人 『貨幣論



終わりに


いかがでしたか?
私も、まだ全作品は聴けてませんが、経済用語を音声で頭につめこんで、早く「知ったかぶり」の状態を抜け出したいものです。。。



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この記事のライター
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カネダ
意識高い系社会人。
意識高い記事を担当。
「神の見えざる手」って中2っぽいな


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