カープの黒田博樹は、最高の努力と自律によって結果を残すプロフェッショナルである

 

シーズン開幕!そして「決めて断つ」がオーディオブック化!

シーズンがついに開幕!そして、本日黒田博樹投手の決めて断つ」のオーディオブック版が配信を開始。

 

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(撮影:金井)

 

今回は記念して特別に、新刊JP編集部の記者であり、社内でもカープファンとして有名な金井さんにお願いして黒田博樹投手についての記事を寄稿していただきました!

とっても熱い記事、ありがとうございます!

 

ちなみに、金井さんの黒田投手関連の記事はこちら

カープ・黒田が著書で明かしていた苦難だらけの“エースへの道のり” - 新刊JPニュース

広島・新井のカープ愛に感動! いよいよ2016年プロ野球が開幕じゃ - 新刊JPニュース

併せて読んでみてくださいね♪

 

 

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(撮影:金井)

 

広島東洋カープの黒田博樹投手は、いつでも冷静沈着で、いつでも新しい挑戦を続けている。

だからこそ、40歳を超えた今でも、トップクラスの結果を出し続けられている。

 

しかし、若手の頃の黒田は、一本槍の投球で押すだけの不安定な投手だった。

150キロ超の剛速球は凄かったが、コントロールが定まらない。

当時の黒田のピッチングスタイルは、カープ選手別応援歌の歌詞によく表れている。

 

「超速球の槍で 敵を突け突け 嵐か松風か それが黒田節」

 

ルーキーイヤーこそ規定投球回に到達したが、その後はしばらく1軍と2軍を往復する時期が続いた。

同書の中で、試合で打ち込まれた後、家まで歩いて帰るときに「本当に死のうか」と思ったことがあることを明かしている。

 

カープファンの野次は、他の球団と比べてひときわ厳しいといわれる。

先発投手が序盤で打ち崩されようものなら、怒号が飛び交うことだってある。

カープの選手が浴びる洗礼のようなものなのかもしれないが、とはいえ厳しい。

 

黒田がエースと呼ばれはじめたのは2001年から2003年まで3年連続で二桁勝利を達成した頃からで、巨人・上原、中日・川上、阪神・井川、横浜・三浦、ヤクルト・藤井などの同世代の投手たちとともに、セ・リーグを代表する投手として名が挙がるようになる。

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(撮影:金井)

 

なぜ黒田が変われたのか? 壁にぶつかったときにどのように考え、決めたのか?

『決めて断つ』の一番の読みどころは、黒田が失敗をどう乗り越え、変化にどう対応してきたが語られている部分ではないかと思う。

 

彼が持つ「男気」、そして今実践している最高の努力と自律は、若い頃の経験なくしては語れない。

そのプロフェッショナルは、さまざまな挫折を経て辿りついたものである。

 

また、大阪出身の黒田はお茶目なところがある。「大先輩」と呼ぶ元カープ・広池浩司氏とのやりとりや、同僚・新井貴浩に対してのいたずらなどのエピソードを見ると、ユーモアを持ち合わせた人物なのだろうと思わされる。

 

彼の言葉がそのまま音声になったオーディオブック版は、その文章を、声という感情の籠ったメディアを通して理解することができるので、ぜひその言葉を聞いた上で、今日3月26日の黒田の登板を応援してほしい。

 

 


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担当者 佐伯