Photo by đại phạm
こんにちは。広報のナカガワです。
最近、お会いする方の中でも「オーディオブック知ってるよ!」という方がじわじわと増えてきて、本当に本当に嬉しい限りです。
「オーディオブック聴いてるよ!」という方も、もっともっと増えたらいいな、という思いを込めて、今回は「オーディオブックってなに?」「みんなどういうときに使っているの?」ということを、改めてお伝えしてみようと思います。
(もっとこんな使い方してるよ~、という方は、ぜひ教えてくださいね!)
オーディオブックとは?
オーディオブックとは、すなわち「耳で聴ける本」。
プロの声優さんやナレーターさんが、本を一冊丸ごと読み上げてくれるので、耳から本の情報を取り入れることができます。
なんとな~く、プロによる本の読み聞かせのようなものをいったんイメージしてみてください。(のちほど聴いていただくコーナーもご用意してます!)
なんと、いつもの時間の中で読書ができるんです!
オーディオブックは目を使わずに“耳から”読書ができるので、「ながら聴き」がとても便利!
まずは、オーディオブックおすすめのシチュエーションを4パターンご紹介します。
1.なんとなく過ごしていた電車の中が図書館に!通勤中に聴く
家から駅までの歩く時間や、「本を広げるのはちょっと……」という満員電車の中など、「通勤時間」の読書に、オーディオブックはぴったり。
歩きながら本を読むことはできませんが(たま~に見かけますが、キケン><)、耳を使えば、音楽みたいに本を「聴く」ことができます。
たとえば2時間のオーディオブックを行きと帰りに30分ずつ聴いたとすると、2日間で聴き終わっちゃいます。(さらに音声ならではの倍速再生という手段もありますが、それはまたの機会に…)
2.鍛えるのは身体だけじゃない!ジムや公園などで運動をしながら
休日や仕事の前後の時間を使って、ジムや公園で運動をするという方も多いですよね。じつは運動をしているときも耳は空いているので、オーディオブックを聴くのにはもってこいの「すきま時間」なんです。
私はランニング中にオーディオブックを聴くようにしているのですが、そうするとなんだか身体だけじゃなくて脳も鍛えられている気がして、一石二鳥…!
話題の文芸作品や、好きな作家さんの本を聴きながらなら、より楽しく運動できちゃいます。(疲れて心が折れそうなときに、元気が出るような内容のオーディオブックを聴くと、「もうちょっと頑張ろう!」という気分になれるので、ぜひ一度だまされたと思って試してみてください!)
3.眠れない夜に新提案。寝る前に聴く
寝る前に本を読むという方は多いと思いますが、オーディオブックなら電気を消して、目をつぶっていても聴くことができます。
眠れない夜に物語を聴くもよし、睡眠学習を期待して(!)語学や学習モノの本を聴くもよし。(セクシーなフランス語で羊を数えてくれるオーディオブック、なんていうものもあるんですよ~!)
そうそう、うっかりそのまま寝てしまうこともあるかもしれないので、ボリュームは小さめにしておいてもいいかもしれません(笑)
4.読んでくれるからラクチン!本を読みながら聴く
「何度か挑戦しているけど、なかなか読み進められなくて結局積ん読になってる……」という方は、オーディオブックを聴きながら本を読むという方法を試してみてはいかがでしょうか?
本を読むのははじめは結構気合いがいりますが、オーディオブックなら読み手のスピードに合わせて文字を追っていくことで、同じテンポで読み進められます。
これまでご紹介した“ながら聴き”とは少し違いますが、自分で読まなくていいのもオーディオブックのいいところです。
人気のオーディオブックを聴いてみよう!
さて、ここからは、はじめてオーディオブックを聴くという方におすすめの5タイトルをご紹介します。
文芸・ビジネス・自己啓発・学習系のコンテンツから厳選してみたので、本の画像をクリックして、まずはどんなものか、サンプルを聴いてみてください。
(それぞれリンク先で「試聴する」ボタンをクリックするとサンプルの再生が開始します)
耳からドラマが楽しめる、文芸オーディオブック
◆「海賊とよばれた男」(百田尚樹・著、講談社)
戦後復興の時代をたくましく生き抜いた男たちの物語。中村雅俊さん、國村隼さん等、豪華キャストによる迫力のオーディオドラマ。サンプルでは中村雅俊さんの渋い美声が聴けちゃいます。
◆「ロスジェネの逆襲」(池井戸潤・著、ダイヤモンド社)
「倍返しだ!!」で流行語大賞も受賞したテレビドラマ「半沢直樹」原作の臨場感あふれるオーディオドラマ。サンプルの場面では、会議室に集められた男たちの様子が描かれています。最後にはもちろん、「あのセリフ」も!
◇◇◇
よく聴いた方から「思っていたイメージと違った!!!」という反応があるのが、複数のキャストを使ったドラマ形式のオーディオブック。効果音あり、BGMあり、迫真の演技ありで、物語の世界に入りこむことができちゃいます。
ビジネス・自己啓発オーディオブック
◆「統計学が最強の学問である」(西内啓・著、ダイヤモンド社)
ビジネスパーソン必修の分析力・説得力が身に付く一冊!
先生のような声で語られるので、なんだか背筋がシャキッとします(笑)
◆「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー・著、キングベアー出版)
全世界で3000万部突破、世界的に愛され続ける至高のビジネス・自己啓発書です。どんな時代にも変わることのない「原理原則」とは?
こちらは上の『統計学が最強の学問である』と違い、重みのあるどっしりとした声。作品によって、さまざまな声が使われています。
◇◇◇
いかがでしたか?
500ページ近くもある重厚なビジネス書も、音声で聴くと著者に語りかけられているような感覚になってきて、不思議と頭に残ります。
それもそのはず、小さい頃から学習は、講義形式で進むことが多かったですよね。オーディオブックがあれば、いつでもどこでも好きな時間に講義を聴くことができるんです。
耳からの学習を習慣づけるPodcastもあります!
◆「入門ビジネス英語」
毎週、最新の英語学習コンテンツが配信されてくる定期配信番組です。
英語のヒアリング学習は経験がある、という方も多いかもしれません。
こちらのコンテンツは、毎週月・火曜日に最新の音声がiTunesやKikuPlayerに(オーディオブックを聴くために便利なアプリです)自動配信されるので、学習の習慣づけにぴったりです。
おわりに
いろいろなすきま時間を使って読書ができるオーディオブック。
私たちが運営するFeBe(フィービー)では、1万タイトル以上のオーディオブックがみなさんをお待ちしています。
気になった本があったら、まずは聴いて試してみてくださいね♪
この記事のライター
ナカガワ オトバンクの広報を担当しています。
お気に入りのオーディオブックは、奥田英朗さんの『
』
ランニング中に何度も聴いてます!