photo by Hamed Masoumi on flickr
学生時代、いい声をした先生の授業はなんだか毎回楽しみだった・・・そんな経験ありませんか?(私はあります
「男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる。」なんていう名言があるくらい、意外に声を重視する女性は多いはず。
さらに仕事でも、いい声で話されるとなんだか説得力を感じたりしますよね。
声は生まれつきのもの、と思いがちですが、実はたった3つのことを気を付けるだけで、いい声になれてしまうんです!
今回は、株式会社オトバンクで、プロのナレーターさんの収録を日々手がけている敏腕ディレクターのお2人に、その方法を教えていただきました♪
「聞き取りづらい」声の理由は、主に3つ
聞き取りづらいな~と、相手に感じさせてしまうのには主に3つの理由があります。
① 声が小さい
② 滑舌が悪い
③ 緊張や感情の高まり
この問題点を改善するのには、それぞれ簡単な方法があるそうです。
① 声が小さい
解決方法は、「一人カラオケトレーニング」。
いわゆる「ヒトカラ」です。
とりあえず、一人でカラオケボックスに行き、好きな歌をめいっぱい熱唱してください。
ここで、自分の声量を自分で把握することが大切です。
それからは、マイクに頼らなくても響く声を出せるよう、マイクの音量を徐々に下げていきましょう。
週に1回・1時間の練習を積みかさねて、最終的にはマイクは必要ない!というところまでいけば、かなりの声量を身につけることができるでしょう。
② 滑舌が悪い
滑舌が悪い人にありがちなのは、話すスピードが速すぎるということです。
話すスピードが速すぎると、一音一音が響かないので、言葉がはっきりせず、非常に聞き取りづらくなってしまうんです。
たとえば、「いちご」というときにも早口になると、最初の「い」の音が響ききらないまま次の「ち」にいってしまうので、言葉の輪郭が非常にぼやけたものになってしまいます。
はっきりさせるためには、一音一音、音を響かせるということを意識しながらゆっくりはっきり話しましょう。
また、プロの話し方を参考にするのも効果的です。よく聞くと、自分たちがいつも話しているのよりもかなりゆっくり・はっきり発音されていると思います。
③ 緊張や感情の高まり
photo by Michael Dorokhov
人前で話さなくてはならない時、何か大切なことを言わなくてはならない時、初めての人と話す時 ― いつもは平気でも、なぜか相手に伝わらないなんてことありませんか?
そういう時には、緊張しすぎて相手が見えていないのかもしれません。
相手が「あまり理解できていない・・」というような相槌をしていても、それに気づかず一方的に話してしまっていませんか?
そんなときは、相手の反応を見ながら話しましょう。ほどよい間も生まれるので、自信をもって話しているように聞こえますよ。
「伝える気持ち」が大事
photo by Marc Wathieu
この三つのポイントを実行して、さらに一番大切な「相手に伝えたいという気持ち」を意識して話せば、きっとよりよいコミュニケーションを始められます。
いい声でいいコミュニケーションをして、仕事も恋愛もより深い~ものにしていきましょう!
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