今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
『7つの習慣』で、幸せな家族を創る
「愛読書は何ですか?」と質問すると、
『7つの習慣』と答える方は沢山いらっしゃいます。
おそらく、このブログをお読みの方も
『7つの習慣』を読んだことがある、もしくはタイトルを聞いたことがあるのではないでしょうか。
ですが、みなさん『7つの習慣 ファミリー』はご存知でしょうか?
実はこの本、『7つの習慣』の著者、コヴィー博士が自身の家庭での事例を交えながら
「幸せな家族」をつくるための7つの習慣の実践方法を著したものなんです。
『7つの習慣』というと、ビジネスパーソンの方を中心に読まれている印象がありますが、
その普遍的な習慣は家庭づくりにも活かせるものなんですね。
家族との関係に悩んでいる方には、
ぜひ知っていただきたい一作です。
家庭づくりは、飛行機のフライトのようなもの
この作品内で、コヴィー博士は家庭のありかたを、飛行機のフライトに例えています。
飛行機は目的地まで飛び立ってから到着するまで、あらゆる影響を受けます。
雨や風などの天候状況や機材の不具合、ほかの飛行機との調整などに影響されるため思った通りに飛ぶことは難しいでしょう。
ですが、予定通りに行かなかったとしても最終的に目的地に到着できることがほとんどです。
それはなぜでしょうか?
パイロットは飛行中、フィードバックを受け続けています。
それによって、軌道修正を図りながら最初に立てたフライトプランに戻すことで、
目的地へと到着することができるのです。
大切なのは、「目的地」と
目的地までの「ビジョン」そして「プラン」なのです。
これは、家庭づくりにも言えることです。
家庭づくりに大切なのは、「目的地」「フライトプラン」「コンパス」の3つ
①目的地の明確なビジョン
②フライトプラン
③コンパス(羅針盤)
家庭においては、飛行機のフライトのように、
むしろそれ以上に多くの予想外な出来事の連続かもしれません。
ですが、そんな予想外な出来事は当たり前のこと。
予想外のことが起こり、
思った通りに行かなかったとしても
戻れる場所を決めておくことが大切なのではないでしょうか。
家庭内の問題は様々。
だからこそ、原則に立ち返ることが大切
家庭内の問題は本当に様々です。
あの人の家ではこうだったから、自分たちもこうすれば正しいというような
絶対的な正解はないでしょう。
だからこそ、自分の家族自身のビジョンを明確にして、
たとえ道筋が外れることがあっても基本原則に立ち返って進んでいくことが大切なのかもしれません。
ぜひ、「7つの習慣 ファミリー」をきっかけに、
自分の家族のありかたを考える時間を創ってみてはいかがでしょうか。